• 公開 2021年09月14日
  • 更新 2021年09月14日
  • アンサーID:6868

2021年8月【介護保険】食費・居住費(滞在費)負担限度額の見直しへの対応

CAREKARTE・ちょうじゅは、令和3年度介護保険制度改正に伴い介護保険施設の食費や居住費(滞在費)について、
在宅で介護を受ける方との公平性等の観点から、負担能力に応じた負担となる8月からの見直しに7月バージョンアップにて対応します。

※2021年8月から適用となる負担限度額認定証の登録は、7月バージョンアップ後にお願いします。
※操作などの詳細は、リンク先のFAQにてご確認ください。
※本内容につきましては、予告なく変更する可能性がございます。あらかじめご了承ください。

 

目次

1.システム対応スケジュール

2.対応内容

3.制度概要

 

1.システム対応スケジュール

データセンターをご利用中のお客様

■プログラムバージョンアップ:2021年7月20日(火)12:30~13:30に対応予定

 

クライアントサーバーをご利用中のお客様

■プログラムバージョンアップ:2021年7月20日(火)にメールにてご案内予定
※お手数ですが、データダウンロードおよびサーバーでのバージョンアップをお願いします。

 

バージョンアップ後のバージョン

お客様の環境でシステムを再起動後、画面右上に表示されるバージョンの確認をお願いします。

CAREKARTE [Ver. 7.41.1.4]
ちょうじゅ/クレヨン [Ver. 5.80.1.4]

 

バージョンアップ時にご留意いただくこと

・プログラムバージョンアップは、運用停止を伴わないためシステムをご利用いただけます
・バージョンアップ後の再起動によって、対応内容が反映されます
・再起動時のプログラムダウンロードにおいて、セキュリティソフトやWindowsセキュリティ
 プログラム確認は許可するようにお願いします

 

対応内容

『2021年8月食費・居住費(滞在費)負担限度額の見直しへの対応』

対象サービス:

対象サービス一覧

 

ご留意いただくこと

8月提供分から適用となる食費・居住費(滞在費)の負担限度額は、7月バージョンアップ後に登録をお願いします。
8月からの「負担限度額認定証」の情報は、お手元に集めておいてください。

 

※食費負担限度額の変更と共に、所得等の要件変更によって第3段階が「第3段階①・②」に分かれるため、
7月バージョンアップにて対応いたします。

 

 

7月バージョンアップでできるようになること

①8月提供分からの負担限度額を登録できるよう対応

・8月からの見直された負担限度額に対応します
・利用者負担段階の第3段階は、「第3段階①」「第3段階②」とに分けて登録となります
・食事負担限度額は、「(介護予防)短期入所生活(療養)介護」と「その他のサービス」とに分けて登録となります

 

※2021年7月期限の負担限度額を複写した際は、以下の通りとなります
 利用者負担段階 「第3段階」 → 「第3段階①」になります
 食費負担限度額欄の金額 → 「その他のサービス」欄へ複写します

 

補足給付(複写)画面

 

FAQ:2021年8月提供分からの食費・居住費(滞在費)の負担限度額を登録する

 

 

②8月提供分からの負担限度額で国保請求、個人請求できるよう対応

・提供明細、請求金額一覧で8月からの食費負担限度額にて計算した結果を表示します
・介護給付費明細書の特定入所者介護サービス費欄、個人請求書に対応します

 

■提供明細(計算結果イメージ)
例)特養入所 第3段階②
提供明細画面

 

 

③事業所マスタ>請求項目の食費等の利用者負担段階のチェックについて

 ・食費等の利用者負担段階のチェック項目は、「第1段階、第2段階、第3段階、第4段階」で変更はありません

※8月以降に第3段階をチェックした場合
「第3段階①」「第3段階②」の特定入所者介護サービス費(補足給付)対象として取り扱います
 バージョンアップ後に、事業所マスタで登録済の食費・居住費の利用者負担段階チェック変更操作はありません

 

 

④関連する画面、機能の対応

・【CAREKARTE】請求業務管理>当月入力状況
 補足給付欄において、「第3段階①」「第3段階②」が表示できるよう対応します
・実績管理>請求金額、請求入金管理>請求額集計
 補:負担段階欄において、「第3段階①」「第3段階②」が表示できるよう対応します
・給付管理/実績管理のエラーチェック
 8月から変更となった内容でエラーチェックできるよう対応します

 

 

 

7月バージョンアップ後のお客様作業

①負担限度認定証の登録

・8月提供分から適用となる食費・居住費(滞在費)の負担限度額を登録します

 

FAQ:2021年8月提供分からの食費・居住費(滞在費)の負担限度額を登録する

 

 

②食費基準費用額変更に伴う金額変更

・事業所マスタ画面下部の「請求項目」で変更時期を指定して食費の金額を変更します
※システム用マスタメンテナンス>事業所マスタの「請求項目コンバート」も同様の操作です
・複数の項目をまとめて金額変更することができます

 

■食費の金額変
例)特養 食費 1日あたり 2021年7月末まで 1,392円  →  8月から 1,445円
請求項目画面

 

FAQ:実費の金額を変更する

 

 

制度概要

2021年8月食費負担限度額の見直し

負担の公平性と制度の持続可能性を高める観点から一定以上の収入のある方に対して、
負担能力に応じた負担が求められることとなります。
2021年8月より、介護保険施設入所者と短期入所サービス利用者の補足給付要件見直しと共に、食費負担限度額が見直されます。

 

■2021年8月提供分からの利用者負担段階ごとの負担限度額
202108から負担限度額一覧

■2021年7月提供分までの利用者負担段階ごとの負担限度額
202107まで負担限度額一覧

 

(参考)
・2021年8月1日から介護保険施設における負担限度額が変わります
 https://www.mhlw.go.jp/content/000334525.pdf
・介護保険最新情報Vol.985
 https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2021/0603170910171/ksvol.985.pdf

 

■負担限度額認定証
 食費の負担限度額については、「(介護予防)短期入所生活(療養)介護」と「その他のサービス」とに分けて記載されます。

 負担限度額認定証のイメージ(2021年3月31日 官報 P192より抜粋)
負担限度額認定証サンプル

(参考)
 2021年3月31日 官報 P192
 https://kanpou.npb.go.jp/old/20210331/20210331g00074/20210331g000740192f.html

 

 

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