• 公開 2021年01月20日
  • 更新 2021年01月20日
  • アンサーID:6557

2020年11月【総合支援】国保連審査支払等システム「警告」から「エラー(返戻)」への移行について

お知らせ

下記の【ケース2】請求明細書のサービス提供量と実績記録票の算定時間数との整合性チェック については、2021年1月バージョンアップでエラーチェックできるよう対応しました。内容は、1月バージョンアップ情報をご参照ください。

 

お願い

「障害者自立支援給付審査支払等システム」においては、2020年3月より段階的にエラーチェックが強化されており、11月審査より第三段階の「警告」から「エラー(返戻)」への移行 が実施されます。
これまで「警告」であったものが、「エラー(返戻)」になってしまうケースを確認しております。現段階でCAREKARTE・クレヨンは、審査支払等システムの強化されたエラーチェック対応が一部できていない状況です。対応時期・内容は、改めてお知らせします。

対応までの間は大変申し訳ありませんが、ケース1・3を参考に状況に応じて請求データの見直しをお願いします。

 

ご留意いただくこと

【ケース1】基本サービスと加算サービスの算定回数との整合性チェック

留意点

基本サービスと対象加算の算定回数は一致している必要があります。

訪問・通所系サービスの場合

実績管理>「連携機能取込」で実績データを作成後に実績データやスケジュールを修正した際、注意が必要です。

  1. 実績データの基本サービス利用日または対象加算の回数を修正した場合
    スケジュールがそのまま提供実績記録票に反映されるため、スケジュール側も修正してください
  2. スケジュールを修正した場合
    実績データを手動で修正するまたは該当実績データを削除して連携機能で取込し直してください

 

入所系サービスの場合

実績管理>「実績記録票」で実績記録票を作成後に実績データやスケジュールを修正した際、注意が必要です。

  1. 実績データの基本サービス利用日または対象加算の回数を修正した場合
    提供実績記録票を作成し直してください
  2. スケジュールを修正した場合
    内容に応じて入退所情報・実績データを手動で修正するまたは該当実績データを削除して入退所情報の取込・入退所取込をし直してください

 

例)児童発達支援[実績データのみ利用していない日に該当加算を算定しているケース]
EQ25「福祉専門職員配置等加算の「回数」の合計が、当該加算を算定できる基本報酬の「回数」の合計を超えています」という受付エラーとなります。

ケース1の画面

 

【ケース1】の対象サービス

対象サービス、対象加算およびエラーコード・メッセージをご参照ください。

エラー対象サービス(ケース1)画面
(エラーコード等は「警告」から「エラー(返戻)」へ移行するエラーコード一覧(令和2年11月審査対応)令和2年3月17日 厚労省社会・援護局 障害保健福祉部企画課の資料 より、抜粋)

 

【ケース2】請求明細書のサービス提供量と実績記録票の算定時間数との整合性チェック

2021年1月バージョンアップでエラーチェックできるよう対応しました。

留意点

提供実績記録票の合計と提供明細>支給量の合計が一致している必要があります。

重度訪問介護の場合

実績データおよびスケジュールの見直しをお願いします。

 
  1. 国保請求で明細書作成時に「所要時間が40分未満のため、実績を確認してください」というメッセージが表示された場合
    以前よりエラーとなることが確認されているため、実績データまたはスケジュールの見直しをお願いします。
    ケース2-1の画面
  2. 同一時間帯に30分のサービス提供しかない場合
    国保請求で明細書作成時にエラーになりませんが、提供実績記録票の算定時間数合計と実績管理>支給量が異なるケースを確認しています。
    ケース2-2の画面
 

【補足】
例)同一時間帯に30分のサービス提供

  • 1日(10:00~10:30) → 日中0.5 ※実績管理>支給量と異なるケース
  • 2日 ①(10:00~10:30)、②(13:00~14:00) → ①日中0.5、②日中1.0(30分のサービスは同じ時間帯に合算される)
  • 3日 ①(10:00~10:30)、②(18:00~18:30) → ①日中0.5、②夜間0.5 ※実績管理>支給量と異なるケース

 

【ケース2】の対象サービス

対象サービス、対象加算およびエラーコード・メッセージをご参照ください。

エラー対象サービス(ケース1)画面
(エラーコード等は「警告」から「エラー(返戻)」へ移行するエラーコード一覧(令和2年11月審査対応)令和2年3月17日 厚労省社会・援護局 障害保健福祉部企画課の資料 より、抜粋)

 

【ケース3】提供実績記録票と明細書の回数との整合性チェック

留意点

提供実績記録票の各項目の合計回数と明細書のサービス算定回数は一致している必要があります

訪問・通所系サービスの場合

実績管理>「連携機能取込」で実績データを作成後に実績データやスケジュールを修正した際、注意が必要です。

  1. 実績データの基本サービス利用日または対象加算の回数を修正した場合
    スケジュールがそのまま提供実績記録票に反映されるため、スケジュール側も修正してください
  2. スケジュールを修正した場合
    実績データを手動で修正するまたは該当実績データを削除して連携機能で取込し直してください

 

入所系サービスの場合

実績管理>「実績記録票」で実績記録票を作成後に実績データやスケジュールを修正した際、注意が必要です。

  1. 基本サービスの利用日または対象加算の回数を修正した場合
    提供実績記録票を作成し直してください
  2. スケジュールを修正した場合
    内容に応じて入退所情報・実績データを手動で修正するまたは該当実績データを削除して入退所情報の取込・入退所取込をし直してください

 

例)自立訓練(機能訓練)[国保請求明細書と提供実績記録票の該当加算の合計回数が一致していないケース]
PQ92「支給量:請求明細書の食事提供加算の「回数」の合計が実績記録票の提供実績の合計の「食事提供加算(回)」を超えています」という支給量エラーになります。
ケース3の画面

 

【ケース3】の対象サービス

対象サービス、対象加算およびエラーコード・メッセージをご参照ください。

エラー対象サービス(ケース1)画面
(エラーコード等は「警告」から「エラー(返戻)」へ移行するエラーコード一覧(令和2年11月審査対応)令和2年3月17日 厚労省社会・援護局 障害保健福祉部企画課の資料 より、抜粋)

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