• 公開 2021年07月08日
  • 更新 2021年07月08日
  • アンサーID:6858

居宅介護支援事業所とサービス提供事業所間の提供票連携機能

居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携を実現するため
CSVファイルでデータ連携できるよう機能を追加しました。
この「提供票連携機能」は、提供票のデータをCSVファイル形式で出力または取込をすることで
異なるベンダーの介護ソフトを使用している介護事業所間でも提供票などのデータにおいて
情報連携をすることができるようになります。

機能概要や操作方法などについて、以下の記事でご確認ください。

 

目次

・対象サービス
・連携についての概要
・機能概要と操作方法
・システム対応要件(概要)
・システム対応要件(仕様詳細・特殊なパターンについて)
・留意事項

 

対象サービス

居宅介護支援事業所、介護予防支援事業所
訪問介護、訪問型サービス、訪問入浴介護(予防含む)、訪問看護(予防含む、定期巡回連携型も対象)
訪問リハビリテーション(予防含む)、通所介護、通所型サービス、通所リハビリテーション(予防含む)
福祉用具貸与(予防含む)、短期入所生活介護(予防含む、老健、療養型医療施設等、介護医療院の短期も対象)
居宅療養管理指導(予防含む)、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護
認知症対応型通所介護(予防含む)、地域密着型通所介護、小規模多機能型居宅介護(予防、短期利用含む)
看護小規模多機能型居宅介護(短期利用含む)、特定施設入居者生活介護(短期利用のみ)
地域密着型特定施設入居者生活介護(短期利用のみ)、認知症対応型共同生活介護(短期利用、予防短期のみ)

 

連携についての概要

未来投資会議2018(平成30年6月15日閣議決定)により
『居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様』が
作成されることとなりました。

ただし、異なるベンダーの介護ソフトを使用している介護事業所間では
データの互換性がなく、円滑な情報連携が行えないという課題があることから
ケアプランのデータ連携を行うことが出来るよう、厚生労働省において、情報連携の標準仕様を作成することとなり
2019年5月22日厚生労働省
『 「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様」について』が発出されています。

ケアプランのデータ連携については、情報連携の標準仕様で決められた連携ファイルレイアウトに従って
各ベンダーの提供する介護ソフトよりCSVを出力・取り込みを行う仕組みとなります。
※2021年7月時点では、CAREKARTE・ちょうじゅは提供票連携に対応しています
 ケアプラン(第1表、2表)の連携については対応時期未定です


■公式情報

(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
 2.介護現場における情報連携の促進
 (1)居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様
   01「「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様」について」の
     一部改正について[PDF形式]
   02(改正後全文)「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様」について[PDF形式]
   03(改正後)居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様[Excel形式]

 ※なお、情報連携の標準仕様へのシステム対応は、厚生労働省の地域医療介護総合確保基金におけるICT導入支援事業の要件に含まれます

 

機能概要と操作方法

機能概要

「提供票連携機能」は、提供票のデータをCSVファイル形式で出力または取込をする機能で
異なるベンダーの介護ソフトを使用している介護事業所間でも提供票などのデータにおいて
情報連携をすることができるようになります。

居宅介護支援事業所またはサービス提供事業所において、提供票連携機能で出力したファイルを
提供先の事業所で取り込んで貰う、またはその逆のやり取りを行うことで
計画や実績のデータについて円滑に情報連携ができるようになります。

以下の記事で具体的な操作方法をご確認ください。

 

対象画面:
ケアマネ業務管理>利用票・提供票 の「連携機能」
請求業務管理>給付管理または実績管理 の「連携機能」


手順1:「連携機能」画面を開きます。
手順2:「提供票CSV連携ファイルの出力または取込」を選択し、「次へ>」をクリックします。

連携機能画面

 

手順3:実行したい「出力」または「取込」の項目を選択して「次へ>」をクリックします。

提供票CSV連携画面

 

居宅介護支援事業所・介護予防支援事業所の提供票CSV連携

A.提供票(予定)情報を出力する

提供票(予定)情報出力

 

B.サービス提供事業所の実績データを取り込む

サービス提供事業所実績データ取込(1)

サービス提供事業所実績データ取込(2)

 

サービス提供事業所の提供票CSV連携

C.居宅介護支援事業所・介護予防支援事業所の提供票(予定)情報を取り込む

居宅の提供票(予定)情報取込(1)

居宅の提供票(予定)情報取込(2)

 

D.提供票(実績)情報を出力する

提供票(実績)情報出力

 

システム対応要件(概要)

■連携対象

連携対象

連携対象2

 

■対象データの説明

・利用者基本情報(利用者補足)
  第1表情報~第7表情報を連携する際のデータを補うためのファイル。
  (このファイルを取り込んで「新規利用者登録」の代わりとできるような形式にはなっていない。)
  → 居宅介護支援事業所からのCSV出力のみに対応
    サービス提供事業所においては、第1表情報~第7表情報を取り込む際の補完データとして扱われる

・第6表情報 サービス利用票(提供票)
  居宅介護支援事業所:予定(計画)データをCSV出力し、サービス提供事業所からの実績データを取り込む
  サービス提供事業所:居宅介護支援事業所からの予定(計画)データを取り込み、実績データをCSV出力

・第7表情報 サービス利用票別表(提供票別表)
  居宅介護支援事業所:予定(計画)データをCSV出力
  サービス提供事業所:居宅介護支援事業所からの予定(計画)データを取り込む

  ※ 居宅介護支援事業所から予定データをサービス提供事業所に送るが、実績の返しについては
    第6表のみとする(JAHIS介護改正分科会より)

  ※ 第7表情報のみが保持している情報として「割り振り単位数(支給限度を超える単位数)」があるが
    本来、事業所→居宅ではなく、居宅介護支援事業所が決定権を持っているため、実績の返しによる連携はなし

  ※ 第6表情報を取り込むことにより、割り振り単位数以外、データが完結する様であれば
    第6表情報を補完する参照用として使用される

 

■提供票CSV連携の対象データ

 サービスデータの請求区分が「保険請求」「償還払い」「受領委任払い」「自己負担30日超」が対象となります。
 「全額自己負担」は対象外となります。

提供票CSV連携の対象データ

 

1.居宅介護支援事業所・介護予防支援事業所の提供票CSV連携
  「提供票(予定)情報のCSVファイル出力」


・登録されているサービスデータのうち、計画行に「1」があるデータのみを対象とします
・3つの提供票CSV連携ファイル「①利用者補足」「②第6表:提供票(予定)」「③第7表:提供票別表(予定)」を同時出力します
・連携対象となるサービス種類以外(対象外のサービス種類及び食費・居住費、インフォーマルサービス等の実費)は出力しません
・出力する提供票CSV連携ファイルは、提供月ごと・サービス提供事業所番号ごとに、厚生労働省のファイルレイアウト、
 ファイル名規約等に従って出力されます
 ※サテライト、サービス種類に関わらず事業所番号が同じであれば、一つの提供票CSV連携ファイルにまとめて出力されます
・提供票CSV連携ファイルは、何度でも出力可能です(ファイル名に「ファイル出力日時」がある(下記ファイル名規約参照))
・出力する提供票CSV連携ファイルは、請求業務管理>環境設定>その他>フォルダファイル設定の請求データ出力フォルダに指定している
 フォルダの配下に「plansend\(送信元の事業所番号)\(提供年月)\(送信先の事業所番号)フォルダを作成して出力されます

例)C:\Kaigo\plansend\2200123456\202004\2276543210\UPxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.csv

 

■請求業務管理の環境設定画面
請求業務管理の環境設定画面

 

2.居宅介護支援事業所・介護予防支援事業所の提供票CSV連携
 「サービス提供事業所が出力した提供票(実績)情報の取り込み」


・サービス提供事業所から受け取った4.『提供票(実績)情報のCSVファイル(④第6表:提供票(実績)のみ)』と取り込みます
・提供票(実績)取込を行う対象に「既に実績データが登録されている・されていない」に関わらず、実績データが全て上書き処理されます
・提供票(実績)取込を行う対象に「計画が作成されていない(サービス行が存在しない)」場合は、実績データの取込処理に
 サービス行作成も行われます
・CSVからの取り込みを行う際にCSVデータの対象者とシステム内の利用者を紐づけするものとして、『保険者番号』『被保険者番号』が
 利用されます
・取り込みを行う第6表(UPJSK)のCSVデータのうち、【21更新業者コード】と【17サービス事業所コード】が同じデータのみを
 対象として取り込まれます
 ※UPJSKに「サービス事業所コード」が同一で複数のサービス種類がある場合は同時に取り込まれます

 

3.サービス提供事業所の提供票CSV連携
 「居宅介護支援事業所、介護予防支援事業所が出力した提供票(予定)情報の取り込み」


・居宅介護支援事業所・介護予防支援事業所から受け取った1.提供票(計画)情報のCSVファイル
 「①利用者補足」「②第6表:提供票(予定)」「③第7表:提供票別表(予定))」を同時に取り込みます
・提供票(予定)取込を行う対象に「既に計画データが登録されている・されていない」に関わらず、予定(計画)データを
 全て上書き処理されます
・提供票(予定)取込を行う対象に「計画が作成されていない(サービス行が存在しない)」場合は、予定(計画)データの
 取込処理にサービス行作成も行われます
・CSVからの取り込みを行う際にCSVデータの対象者とシステム内の利用者を紐づけするものとして、『保険者番号』『被保険者番号』が
 利用されます
・取り込みを行う第6表(UPPLAN)のCSVデータのうち、【17サービス事業所コード】が自事業所で
 【15サービスコード】の先頭2桁が自事業所のサービス種類番号と同じデータのみを対象として取り込みます
 (自事業所以外のレコードは取り込まれません)
・第6表(UPPLAN)を取り込むことにより別表情報が算出できるため、
 第7表(UPSIKYU)のCSVデータのうち、区分支給限度超単位のみが対象として取り込まれます
→第7表(UPSIKYU)のCSVデータのうち【7サービス事業所コード】が自事業所で、
 【9サービスコード】の先頭2桁が自事業所のサービス種類番号と同じデータのうち、
 区分支給対象種類別小計CD(サービス種別)+"AAAA"レコードの【17区分支給限度基準超単位】が
 0以外の場合にのみ、対象として取り込まれます

 

4.サービス提供事業所の提供票CSV連携
 「提供票(実績)情報のCSVファイル出力」


・登録されているサービスデータのうち、実績行に「1」があるデータのみを対象とします
・提供票CSV連携ファイル「④第6表:提供票(実績)のみ」を出力します
・連携対象となるサービス種類以外(対象外のサービス種類及び食費・居住費、インフォーマルサービス等の実費)は出力されません
・出力する提供票CSV連携ファイルは、提供月ごと・サービス提供事業所ごとに、
 厚生労働省のファイルレイアウト、ファイル名規約等に従って出力されます
・出力する提供票CSV連携ファイルは、請求業務管理>環境設定>その他>フォルダファイル設定の請求データ出力フォルダに指定している
 フォルダ配下に「plansend\(送信元の事業所番)\(提供年月)\(送信先の事業所番号)フォルダを作成して出力されます

例)C:\Kaigo\plansend\2200123456\202004\2276543210\UPxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.csv

 

■提供票CSV連携の対象データ
提供票CSV連携の対象データ2

 

■システム対応イメージ
システム対応イメージ

システム対応イメージ2

 

システム対応要件(仕様詳細・特殊なパターンについて)

提供票CSV連携出力及び取込の仕様について、以下をご確認ください。
※厚労省発表の連携の標準仕様については、連携についての概要からご参照ください。

 

※画像をクリックし拡大してご確認ください
システム対応要件

特殊要件の場合のシステム判定

 

留意事項

利用票・提供票に表示される担当者(ケアマネ名)について
 請求事業所の選択によって「委託先・委託元」の表示される情報が切り替わる画面においては
 請求事業所に依存せず「委託先(居宅)」のケアマネ名が表示されます。
 →第6表のCSV連携出力時の「プラン担当者名」は、CAREKARTE/ちょうじゅに登録されている通りの情報が出力されます
 →第6表のCSV連携取込では「プラン担当者名」は取込対象外となります

 

連携取り込みファイル選択画面のエラーメッセージについて
連携取り込みファイル選択画面のエラーメッセージについて

以下に当てはまる場合は、取り込み時に「次へ>」をクリックしたときに
「選択されたファイルが正しくありません。」とエラーメッセージが表示されます。

 サービス事業所で(居宅からの予定を)取り込む
 ・3ファイル(UPHOSOKU、UPPLAN、UPSIKYU)が正しく選択されていない場合
 ・選択されたファイルは3つ(UPHOSOKU、UPPLAN、UPSIKYU)だが、送信先事業所などが異なっていたり
  セット内容が正しくない状態で『次へ』をクリックした場合
 ・選択されたファイルが3つ(UPHOSOKU、UPPLAN、UPSIKYU)ではない場合(2つ、4つ選択した場合など)
 ・選択されたファイルの送信先事業所番号が、取込を行うサービス事業所の番号ではない場合

 居宅介護支援事業所で(事業所の実績を)取り込む
 ・選択されたファイルが「UPJSK」ではない場合
 ・選択されたファイルの送信先事業所番号が、取込を行う居宅介護支援事業所の番号ではない場合

上記のように、「次へ>」をクリックしたときに取込処理が正しく実施できないファイル選択の仕方をしている場合は
エラーメッセージが表示されます。

 

利用者補足(UPHOSOKU)ファイルを取り込むときの対象項目について
第6表の取り込みを基本要件としています。
CSV取り込みによる介護保険情報(認定履歴)やケアマネ履歴の更新については、今後の追加対応として検討中です。

 

第6表(UPPLAN、UPJSK)ファイルを取り込むときの対象項目について
・【1 CSVバージョン】取込対象外
・【7 プラン担当者名】フリーテキストの入力項目であり、登録者によって登録される内容が違う可能性がある為、取込対象外
・【8 単位数】サービスコード=単位数のものは取込対象外
 (福祉用具貸与については単位数も取込対象 ※外部サービス利用型福祉用具貸与は対象外)
・【9 前月までの短期入所利用日数】UPPLAN(居宅→事業所)では取込対象、UPJSK(事業所→居宅)では取込対象外
・【16 明細判別コード】取込対象外
・【18 サービス事業所名】取込対象外

 

第7表 UPSIKYUを取り込むときの対象項目について
・【15 種類支給限度基準超単位数】【16 種類支給限度基準内単位】は取込対象外

 

サービスデータの「請求区分」について
サービスデータの請求区分『保険請求』『償還払い』『受領委任払い』は、連携CSVファイルの定義には項目がありません。
このため、『償還払い』『受領委任払い』で作成したデータをCSV出力し、取り込みを行うと全て『保険請求』扱いとなります。

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